corporate

ニュースNews

コラムcolumn

通園

新生児はいつから車に乗れる?安全に乗るための5つのポイント


新生児はいつから車に乗れる?安全に乗るための5つのポイント

 

新生児が車に乗る時期は、一般的に「産院からの退院時」が最初となります。無事に出産を終え、自宅へ戻る際の移動手段として自家用車を利用する場合は、生後数日の段階で車に乗ります。

新生児を車に乗せてよいのか不安を感じるかもしれませんが、正しい準備があれば問題ありません。新生児を車に乗せるためにもチャイルドシートが必須です。その理由としては、以下があげられます。

  • 理由①時速40kmの衝突で赤ちゃんにかかる衝撃を守り抜く
  • 理由②道路交通法により6歳未満の使用が義務付けられている
  • 理由③急ブレーキや揺れによる脳へのダメージを最小限に抑える

この記事では、車の移動で新生児にチャイルドシートが必要な理由、安全に車で移動するポイント、新生時期から安心して使えるチャイルドシートの種類について詳しく解説します。また、よくある質問も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

執筆者バナー

カーサイン

 

車での移動にチャイルドシートが必要な3つの理由

車での移動にチャイルドシートが必要な3つの理由

 

短い距離であっても、赤ちゃんを抱っこで車に乗せるのは万が一の際に命を危険にさらすリスクがあります。ここでは、新生児にチャイルドシートが不可欠な理由を詳しく解説します。

 

理由①時速40kmの衝突で赤ちゃんにかかる衝撃を守る

チャイルドシートが必要な最大の理由は、事故の際に発生する凄まじい衝撃から赤ちゃんの命を守るためです。時速40kmで衝突した際、赤ちゃんの体には体重の約30倍の重力がかかります。

大人が抱っこで支えようとしても、物理的に支えきれる重さではありません。チャイルドシートは、この巨大なエネルギーを分散させ、赤ちゃんが車外へ投げ出されるのを防ぐ役割を果たします。

 

理由②道路交通法により6歳未満の使用が義務付けられている

日本の法律では、6歳未満の幼児を車に乗せる際にチャイルドシートの使用が義務化されています。これは、安全上の観点から定められたルールであり、短距離の移動であっても例外は認められません。

産院からの帰り道であっても、法律を遵守することは親としての責任となります。違反した場合には、交通違反の点数が加算される対象となるため、必ず正しく装着して走行してください。

参考:子供を守るチャイルドシート|警視庁

 

理由③急ブレーキや揺れによる脳へのダメージを最小限に抑える

新生児の脳や首の骨は非常に柔らかく、わずかな振動や急な動きでも損傷を受けるリスクがあります。専用のチャイルドシートは、赤ちゃんの頭部を優しく固定して、走行中の揺れを最小限に抑える設計がなされている点が特徴です。

シートベルトが直接赤ちゃんの体に食い込むのを防いだり、適切な姿勢を維持させたりする効果もあります。単なる椅子ではなく、赤ちゃんの全身を包み込む守りの装置として機能します。

 

カーサイン

 

新生児との車の移動をより安全にするための3つのポイント

新生児との車の移動をより安全にするための3つのポイント

 

首が座らないデリケートな時期だからこそ、大人がリスクを排除する細心の注意が不可欠です。ここでは、退院当日から安心してドライブを楽しむために徹底すべき大切な対策を詳しく解説します。

 

ポイント①安全なチャイルドシートを選ぶ

新生児の体格に適合して、国の安全基準を満たした製品を選ぶことが第一歩です。「Eマーク」が添付されているものを選び、首が座っていない赤ちゃんでも呼吸が苦しくならない角度を保てるタイプがおすすめです。

「Eマーク」は、国際的な安全基準である「R129(i-Size)」または「R44」に適合している製品です。最新基準の「R129」は、従来のR44よりも厳しい衝突試験をクリアしており、側面からの衝撃に対する安全性が大幅に向上しています。以下の比較表で、それぞれの基準の違いをまとめました。

 

◆R129とR44の比較表

項目 R129(最新基準) R44(旧基準)
分類基準 身長(個人差に合わせやすい) 体重(個人差が出やすい)
衝突試験 前方・後方・側面の3方向 前方・後方の2方向のみ
固定方法 ISOFIX(確実な固定が可能) シートベルトまたはISOFIX
後ろ向き期間 生後15か月未満まで必須 体重9kg(約9か月)まで

 

「R129」は、誰でもミスなく取り付けられる「ISOFIX」が必須となっており、安全性がより高められています。また、後ろ向きに設置するタイプやベッド型は、衝突時の衝撃を広い面積で分散させる効果があります。

参考:「チャイルドシート」|国土交通省

 

ポイント②車内の環境を快適に整える

車内の温度や湿度を、赤ちゃんにとって最適な状態にキープする必要があります。新生児は体温調節が未熟なため、夏場はサンシェードで直射日光を遮り、冬場はあらかじめ車内をあたためておきましょう。

また、車内の芳香剤などの強い香りは、赤ちゃんの気分を害する原因になる場合があります。清潔な空間を保つために、事前に車内の掃除を行い、空気を入れ替えておくことも忘れないでください。

 

ポイント③最短ルートと休憩場所を把握する

移動時間を最小限に抑えるために、渋滞の少ないルートや舗装のきれいな道を選んで走行しましょう。ガタガタとした振動は赤ちゃんの脳や体に負担をかけるため、可能な限りスムーズな道を選択するのが望ましいです。

移動が1時間を超える場合は、1〜2時間ごとにおむつ替えや授乳ができる施設を事前にピックアップしておきましょう。無理に目的地を急ぐのではなく、赤ちゃんの様子を見ながら余裕を持ったスケジュールで動くことが、トラブル回避の鍵となります。

 

ポイント④ベイビーインカーの表示を掲出する

「BABY IN CAR」のステッカーやプレートを車に表示させる方法も、安全対策の1つとして有効です。これは、周囲の運転者に赤ちゃんが乗っていることを知らせ、安全運転を促す効果があります。

また、万が一の事故の際、救助隊員に「赤ちゃんが同乗している可能性がある」と伝え、優先的な捜索を促すきっかけにもなります。ステッカーを貼る際は、運転者の後方視界を妨げない位置を慎重に選んで設置しましょう。

なお、ベビーインカーの役割については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:車にベイビーインカーは必要? 知っておきたい3つの役割と選び方をご紹介!

 

ポイント⑤短時間でも車内放置を絶対にしない

「ほんの少しの時間だから」という油断が、取り返しのつかない悲劇を招く可能性があります。JAFのテストデータによれば、夏場の車内温度はわずか15分で50度を超える危険なレベルに達します。

新生児は体温が上がりやすく、脱水症状や熱中症のリスクが大人よりも極めて高いです。エンジンをかけたままエアコンを稼働させていても、予期せぬトラブルで停止する可能性もあるため、絶対に一人にしてはいけません。

参考:「ユーザーテスト(車内温度)」|JAF

 

カーサイン

 

新生児期に安心して使えるチャイルドシートの3つの種類と特徴

新生児期に安心して使えるチャイルドシートの3つの種類と特徴

 

新生児期に使えるチャイルドシートは、どのようなものがあるのでしょうか。新生児期に使用できるシートには、赤ちゃんの呼吸や首への負担を考慮した代表的なタイプが存在します。

 

種類①首への負担が少ないベッド型シート

新生児専用あるいは兼用モデルのなかでも、座面をフラットにできるベッド型は非常に人気です。首が座っていない赤ちゃんを寝かせた状態で移動できるため、腹式呼吸を妨げず、酸素飽和度の低下を防ぐ効果が期待できます。

 

種類①首への負担が少ないベッド型シート

引用:フラディアグロウエバー|Aprica

 

しかし、設置スペースを広く取る必要があるため、軽自動車やコンパクトカーに取り付ける際は、事前にサイズを確認しましょう。赤ちゃんの呼吸が楽な姿勢を最優先に考えたい場合に最適な選択肢となります。

 

種類②成長に合わせて長く使える乳幼児兼用タイプのシート

新生児から4歳頃まで、子どもの成長に合わせて形を変えられる乳幼児兼用タイプは非常に一般的です。インナークッションを取り外したり、ヘッドレストの高さを変えたりすれば、長期間の使用が可能になります。

 

◆乳幼児兼用タイプのシート例

◆乳幼児兼用タイプのシート例

引用:クルムーヴ ロング R129 エッグショック EA|combi

 

座席固定タイプに加えて、回転式が増えているため、子どもを乗せ降ろししやすくなっています。新生児期に使用する際は、専用のサポートクッションが正しく装着されているかを必ず確認してから使用してください。さらに、R129基準では、生後15か月まで後ろ向きで使用するように推奨されているため、注意しなければなりません。

 

種類③多機能で便利なベビーキャリータイプのシート

ベビーキャリータイプは、車から取り外してそのまま赤ちゃんを運べる点が魅力です。赤ちゃんが車内で眠ってしまっても、起こすことなく家のなかやベビーカーへ移動できます。

 

◆ベビーキャリータイプのシート例

◆ベビーキャリータイプのシート例

引用:クラウドG i-Size|サイベックス

 

家の中ではバウンサーやベビーチェアとしても活用できる多機能なモデルが多く存在します。使用期間は1歳前後までと比較的短いですが、新生児期の移動をスムーズにしたいご家庭には非常に便利なタイプです。

 

カーサイン

 

ベビーインカーなら「Kikka for mother」がおすすめ

ベビーインカーなら「Kikka for mother」がおすすめ

 

「Kikka for mother【キッカフォーマザー】」は、教材製作会社が運営しているブランドです。スタッフがママになって感じた「こんな商品があったらいいのに」という思いを大切に、商品の企画・開発を行っています。

当社は、おしゃれで視認性の高いデザインや、マグネットタイプやステッカータイプも取り揃えている点が特徴です。豊富なデザインのバリエーションのなかから、お気に入りのデザインを見つけて、赤ちゃんとの初ドライブを彩ってください。Kikka for motherのサイトはこちら

 

カーサイン

 

新生児の車はいつからでよくある3つの質問

新生児の車はいつからでよくある3つの質問

 

新生児の車はいつからでよくある質問をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。

 

質問①タクシーを利用する場合でもチャイルドシートは必要ですか?

法律上、タクシーやバスなどの公共交通機関を利用する際は、チャイルドシートの着用義務が免除されています。これは、乗客の利便性を考慮した特例ですが、衝突時の物理的な危険性は自家用車と変わりません。

安全を最優先にするなら、チャイルドシート完備の車両を予約するか、固定可能なベビーシートを持参しましょう。万が一の衝撃から赤ちゃんを守れるのは、法律ではなく適切な保護装置のみであることを意識してください。

参考:Q&A目次|神奈川県警

 

質問②冬場の移動で厚手の防寒着を着せたまま乗せてもよいですか?

厚手のジャンプスーツなどを着せたまま乗せるのは、危険な行為となります。衣服の厚みでベルトと体の間に隙間ができ、衝突時に赤ちゃんがシートから放り出されるリスクが高まるためです。

安全のためには車内を事前に暖めてから、赤ちゃんを薄着の状態で座らせるようにしてください。ベルトを正しく締めた後に、ブランケットを上から掛けて温度を調節する方法がおすすめです。

 

質問③助手席に設置しても問題はありませんか?

助手席への設置は、危険なため絶対に避けてください。衝突時に作動するエアバッグが、チャイルドシートを直撃して赤ちゃんに致命的な衝撃を与えるリスクがあるためです。

後部座席は助手席に比べて事故の際の影響を抑えやすく、統計的にも安全な場所とされています。運転中に赤ちゃんの様子が気になる場合は、専用のベビーミラーを活用して、安全な場所から見守る工夫をしましょう。

参考:チャイルドシートは正しい知識で安全に利用しよう|国土交通省

 

カーサイン

 

Kikka for mother (キッカフォーマザー)のイチオシ商品

 

新生児の車利用は、正しい知識を持って実現しよう!

新生児の車利用は、正しい知識を持って実現しよう!

 

新生児の車移動は、適切な準備と法的なルールの遵守により、退院当日から安全に実現できます。赤ちゃんを初めて自宅へ迎える日を、不安のない素晴らしい一日にしましょう。以下の大切なポイントを振り返り、日々の準備に役立ててください。

  • ポイント①安全なチャイルドシートを選ぶ
  • ポイント②車内の環境を快適に整える
  • ポイント③最短ルートと休憩場所を把握する
  • ポイント④ベイビーインカーの表示を掲出する
  • ポイント⑤短時間でも車内放置を絶対にしない

赤ちゃんの成長に合わせて、チャイルドシートの調整や買い替えが必要になります。月齢にあった正しい知識と準備で、安全に赤ちゃんと車に乗って出かけましょう。

また、出産直後のママは体調を崩しやすい状態のため、できるだけ運転しないようにしてください。新生児期の車の運転は、可能な限りママ以外の人がするのが大切です。

なお「Kikka for mother【キッカフォーマザー】」では、スタッフが「こんな商品があったらいいのに」という思いを大切に、商品の企画・開発を行っています。同サイトでは、ベビーインカーをはじめ、入園・入学に必要なお名前シールや名入れグッズも多数展開しています。

子どもの安全と成長を願うアイテムが豊富に揃っているため、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。⇒Kikka for motherの公式サイトはこちら

 

執筆者バナー

カーサイン