卒園記念品を選ぶ際に、どのようなグッズが喜ばれるか悩まれている方もおられるのではないでしょうか。選ぶ際には、実用性が高いものやチームの絆を感じられるグッズがおすすめです。

本記事では、卒園記念品でおすすめのグッズや決める際のステップ、選ぶ際のポイントをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

卒園記念品を決める際の3ステップ

まず、卒園記念品を決める際のステップについて解説します。

• ステップ1.保護者の合意をとる
• ステップ2.金額を決める
• ステップ3.商品を選択する

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

ステップ1.保護者の合意をとる

すべての保護者が同じ意見を持っているわけではなく、贈り物に賛成する人もいれば、必要性を感じない人もいます。金銭的な負担が関わるため、全員が納得できる形で進めなければなりません。

話し合いの場が設けられる場合は、その場で意見を集約できますが、保護者会の頻度が少ない場合には難しいケースも多いです。このような状況では、匿名性を確保できる紙のアンケートがおすすめです。

SNSを使った議論では発言者が特定されるため、意見が出しにくい場合がありますが、紙のアンケートなら率直な意見が集まります。回収や集計に手間はかかりますが、全体の意見を公平に反映できます。

 

ステップ2.金額を決める

一般的な相場は500円〜3,000円と幅広く、選ぶアイテムや贈り先によって大きく異なります。このため、予算を決める前に、誰に何を贈るのかをしっかりと検討しなければなりません。また、予算に関する決定は公平性を保つ必要があります。

一部の人だけで決めてしまうと後々トラブルになる可能性があるため、できるだけ多くの保護者から意見を集めましょう。アンケートを活用して、希望予算について具体的な選択肢を設けるのも効果的な方法です。

 

ステップ3.商品を選択する

全員の意見を集めるのは時間がかかるため、事前に担当者が候補をいくつか選んでおくとスムーズに進められます。同じ価格帯で4つ程度の選択肢を用意すると、決めやすいのでおすすめです。具体的な商品を選んだら、投票で最終決定しましょう。

最近では、LINEのグループ機能を使った匿名投票が便利です。特定の人の意見に偏らず、公平に選べるため、多くの場面で活用されています。このような方法を取り入れると、全員が納得しやすい記念品選びが実現できます。

 

 

卒園記念品を選ぶ際のポイント

次に、卒園記念品を選ぶ際のポイントについて解説します。

• 小学校で使用できるもの
• 新生活で使用できる実用的なもの

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

小学校で使用できるもの

卒園記念品を選ぶ際には、子どもたちが喜び、実用性も兼ね備えたアイテムが人気です。小学校入学後に役立つ学用品は、多くの保護者から支持を集めています。これらの品物は、子どもたちにとって新生活の準備が楽しくなるだけでなく、保護者の負担軽減にもつながるに違いありません。

たとえば、名前入りの鉛筆や色鉛筆、エコバッグ、水筒、タブレットケースなどが挙げられます。これらのアイテムは日常的に使う機会が多いため、卒園の記念品としても実用的で喜ばれる選択です。

 

新生活で使用できる実用的なもの

卒園記念品には、子どもたちの名前や顔写真をデザインした日常使いのアイテムが人気です。このようなグッズは、実用的であると同時に特別感もあり、新生活への期待感を高めてくれます。

家庭で活躍する記念品としては、名前入りのマグカップやお箸、写真入りの目覚まし時計、折りたたみ傘、万年カレンダーなどが選ばれるケースが多いです。これらのアイテムは、卒園後も子どもたちの生活に馴染み、思い出を身近に感じさせてくれる素敵な記念品となります。

 

 

卒園記念品でおすすめのグッズ10選

次に、卒園記念品でおすすめのグッズについて紹介します。それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

1.えんぴつ

小学校入学を控えた子どもたちにとって名入れ鉛筆は、とても実用的で喜ばれる卒園記念品です。鉛筆は消耗品であり、何本あっても困らないため、小学校では必需品として毎日活躍します。

名前が入った鉛筆は、保護者は名前書きの手間が省けるため、入学準備がスムーズになるに違いありません。また、名入れによって特別感が加わり、子どもたち自身が「自分だけのもの」として大切に扱うきっかけにもなります。

さらに、学校生活の中で持ち物の取り違えを防ぎ、自分の名前を覚えたり書いたりする学びにもつながるため、実用性と記念性を兼ね備えた贈り物として人気です。

 

2.キーホルダー

参考：Kikka for mother 【キッカフォーマザー】

 

オリジナルキーホルダーは、卒園記念品としてシンプルで特別感を演出できる人気のアイテムです。名前や写真を入れたデザインにすれば、個性が引き立ちます。

キーホルダーは、軽量でコンパクトなため、ランドセルやカバン、鍵など、毎日使うアイテムに簡単に取り付けられる実用性も魅力です。また、小物ながら記念として手元に長く残りやすく、日々の生活の中で卒園の思い出を振り返るきっかけになります。

さらに、デザインの自由度も高いため、男女問わず喜ばれる記念品としておすすめです。

 

3.お名前シール

参考：Kikka for mother 【キッカフォーマザー】

 

卒園記念品として「お名前シール」を贈るのは、実用的で喜ばれるアイデアです。小学校では、多くの持ち物に名前を記入する必要があり、鉛筆や消しゴムのような小物にも名前を付ける作業は保護者にとって負担となりがちです。このため、お名前シールは簡単に貼れるため、手間を軽減できます。

さらに、シールのデザインは豊富で、カラフルなものからシンプルなものまで揃っており、子どもの好みに合わせて選択が可能です。名前が目立つため、物の紛失も防げて、子ども自身が自分の持ち物を大切に扱う習慣を身につけるきっかけにもなります。

 

4.タオル、ハンカチ

参考：Kikka for mother 【キッカフォーマザー】

 

卒園記念品として、ハンカチやタオルは実用性が高く、多くの保護者や子どもたちに喜ばれるアイテムです。ハンカチは毎日使うものため、特別なデザインや名前入りにすると、より記念品らしさが際立ちます。

子ども向けにはポップでかわいらしい柄、シンプルなデザインの刺繍入りハンカチなど、さまざまな選択肢があります。一方、タオルは園のロゴや集合写真をプリントするなど、個性的な演出が可能です。

どちらも肌触りや使いやすさに配慮して選ぶと、実用性と記念性を兼ね備えた贈り物になります。洗濯しても劣化しにくいものを選ぶと、長く愛用してもらいやすいです。

 

5.マグカップ

オリジナルデザインが可能なマグカップは、卒園記念品として定番のアイテムです。園児たちや先生との集合写真や、保育園のロゴ、名前入りのメッセージを加えると、唯一無二の特別なプレゼントに仕上げられます。

また、マグカップは、日常的にお茶や食事の時間に使える実用性だけでなく、棚に飾って卒園の思い出を振り返るインテリアとしても活躍します。家族全員で楽しめるデザインに仕上げると、卒園する子どもだけでなくその家族にとっても大切な記念品になるに違いありません。

 

6.トートバッグ

トートバッグは、実用性とデザイン性を兼ね備えた卒園記念品として人気の高いアイテムです。進学後の学校生活で使うサブバッグや、家族での外出時や習い事の道具入れとしても活躍します。デザインには園のロゴや子どもの名前をさりげなく入れることで、特別感をプラスできます。

さらに、カラーバリエーションが豊富で、丈夫な素材を選べば長く愛用してもらえる点も魅力です。手頃な価格で実用的かつ記念性の高い贈り物として、多くの場面で喜ばれます。

 

7.フォトフレーム

フォトフレームは、卒園記念品として思い出を大切に残せる魅力的なアイテムです。卒園式の写真や園での思い出の一枚を飾れば、いつでも振り返れます。デザインはシンプルなものから、多機能なモデルまで幅広く選択が可能です。

また、時計やカレンダー機能が付いたタイプは、新生活での実用性も高く人気です。さらに、卒園年や園名を刻印すると、記念品としての特別感を演出できます。子どもたちの成長を形に残せれば、家族全員で楽しめる素敵なプレゼントになります。

 

8.色鉛筆

色鉛筆は、卒園記念品として実用性が高く、小学生になる子どもたちに最適の贈り物です。24色セットは、学校での授業や自宅での創作活動にちょうどよいバリエーションが揃っており、人気があります。

名入れサービスを活用すれば、子どもたちの特別な記念品として、個性を引き立たせられます。また、ソフトケース付きのセットなら、色鉛筆が散らばる心配がなく、持ち運びにも便利です。

 

9.目覚まし時計

小学校入学を控えた子どもたちが、自分専用の目覚まし時計を持てば、朝の自立した習慣を身につけるきっかけになります。自分で起きる楽しさを感じられるデザイン性や機能性を備えた目覚まし時計は、親にとっても頼れる存在です。

また、デジタル表示やアナログ時計、キャラクター付きなど、豊富な選択肢のなかから、子どもが使いやすいタイプを選べるのも魅力の1つです。

 

10.折りたたみ傘

折りたたみ傘は、卒園記念品として実用性と便利さを兼ね備えた人気のアイテムです。小学校入学後、ランドセルに入れて持ち運べるサイズの傘は、突然の雨にも対応できます。

また、デザインは、子どもたちが喜ぶカラフルな柄付きから、落ち着いた無地までさまざまです。無地の傘には名前を入れると、特別感が増し、紛失防止にもなります。価格も手頃で、入学準備としてそのまま活用できるため、実用的な贈り物をお探しの方におすすめです。

 

 

卒園記念品でよくある3つの質問

最後に、卒園記念品でよくある質問について紹介します。

• 質問1.卒園記念品の相場は？
• 質問2.卒園記念品を制作する際のスケジュール感は？
• 質問3.卒園記念品を購入する際の注意点とは？

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

質問1.卒園記念品の相場は？

卒園記念品の予算は、園児向けでは「500〜1,500円」、先生方には「1,000〜4,000円」が一般的です。しかし、園の方針や過去の慣例、保護者間の意見によって変わるため、事前の情報収集が大切です。

園の経験豊富な保護者に相談すると、具体的なアイデアや適切な価格帯についてアドバイスをもらえるかもしれません。また、先生への贈り物はあまり高価なものを選ぶと、気を遣わせてしまう場合があります。相手にとって負担にならない範囲で、感謝の気持ちを伝えられる品を選びましょう。

 

質問2.卒園記念品を制作する際のスケジュール感は？

卒園記念品の準備を円滑に進めるためには、8〜9月頃に卒対委員会を結成して、記念品準備チームを立ち上げます。このチームは、数量や予算の決定をはじめ、デザイン案の作成や製作会社の選定を担当します。

また、9〜10月には必要な数量や予算を確定して、11月には具体的なデザイン案を練りはじめましょう。12月には、発注手続きの完了を目標に進めると、納品に十分な余裕を持てます。このように段階的に準備を進めると、記念品が確実に進行できます。

 

質問3.卒園記念品を購入する際の注意点とは？

卒園記念品を購入する際の注意点は、以下のとおりです。

• 納期

卒園記念品に園名や子どもたちの名前を印刷する場合、注文から完成、配送までには約1か月かかるケースが一般的。このため、卒園式や謝恩会が3月上旬～中旬に予定されている場合、1月下旬～2月初旬までに注文を完了させるスケジュールを組む必要がある

• 印刷内容の確認

卒園年度は間違いやすいため注意が必要で、卒園の年度間違いが多い。西暦と年度を混同しないよう、複数人でチェックすると安心できる

 

 

Kikka for mother （キッカフォーマザー）のイチオシ商品

 

まとめ

本記事では、卒園記念品でおすすめのグッズや決める際のステップ、選ぶ際のポイントをご紹介しました。

卒園記念品を決める際は、まず保護者間での合意を得ましょう。保護者が顔を合わせる機会が少ない場合は、アンケートがおすすめです。その後、予算を設定して、その範囲内で選ぶ商品をリストアップします。

選ぶ際のポイントとして、小学校や新生活で使える実用性の高いアイテムが喜ばれます。たとえば、えんぴつや色鉛筆、トートバッグ、名前シールのような学校生活で使いやすいものや、タオル、マグカップなど日常で活躍するグッズがおすすめです。

また、フォトフレームやキーホルダーは、思い出を形に残せるアイテムとして人気です。予算と用途を考えて選ぶことで、子どもたちや保護者にも喜ばれる素敵な記念品を贈れます。

なお、「キッカフォーマザー」では入園・入学に必要なグッズを幅広く取り扱っています。お名前シールや名入れグッズも多数展開していますので、入園・入学の準備にぜひご活用ください。⇒Kikka for mother 【キッカフォーマザー】