幼稚園や保育園の入園式は、子どもにとって新たな一歩を踏み出す特別な日です。はじめて迎える入園式に向けて、どのような準備が必要になるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、幼稚園や保育園の入園式はいつか、入園式の流れや持ち物、注意したいポイントをご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

幼稚園や保育園の入園式はいつ？

まず、幼稚園や保育園の入園式はいつかについて解説します。

• 幼稚園の場合
• 保育園の場合

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

幼稚園の場合

幼稚園の入園式は、多くの場合、4月上旬に実施されるのが一般的です。その際、小学校や中学校の入学式と重ならないよう配慮され、日程が設定されています。

最近では、共働き世帯の増加を背景に、平日ではなく土日に開催されるケースが目立つようになりました。春のはじめには地域によって気温差があるため、天候や気候に適した服装選びが大切です。

 

保育園の場合

保育園の入園式は、実施の有無や時期が園によってさまざまですが、一般的には4月に実施される場合がほとんどです。しかし、年度途中での入園や感染症対策などの理由で、入園式を実施しない保育園も増えています。

また、子どもが新しい環境に慣れる期間を設け、4月中旬以降に開催する園もあります。また、途中入園の子どもたちを歓迎するために、翌年の入園式への参加を許可する園も少なくありません。

 

 

入園式の流れ

入園式は、新たな園生活のスタートを祝う大切なイベントです。主な流れは、以下のとおりです。

• 園児入場
• 開式の言葉
• 園長・理事長のあいさつ
• 来賓の祝辞・祝電披露
• 職員紹介
• 在園児からの贈り物（歌やお遊戯の披露など）
• 閉式の言葉

式自体は、約30分〜1時間程度で終了する場合が多く、写真撮影や保護者向け説明会を含めても半日程度で終わるのが一般的です。保護者席から子どもたちの成長を見守る時間は、感動と新たな期待に満ちたひとときとなるに違いありません。

 

 

入園式の持ち物

入園式では、事前に園から案内された持ち物を準備して、必要に応じて追加の準備をしておけば安心です。

 

必須の持ち物

• 子ども用の上靴
• 外靴を入れる袋
• 保護者向けに厚手のスリッパ

 

持っておくと便利なもの

• 筆記用具やメモ帳
• 配布物を持ち帰るための大きめのバッグ
• カメラ、ビデオカメラ
• メモ帳
• ハンカチ、ティッシュ

 

小さな子どもがいる場合には、おむつやおしりふき、ゴミをまとめるビニール袋も準備しておきましょう。さらに、子どもが安心できるように、小さなおもちゃや絵本を持参するのも効果的です。

また、カメラやビデオカメラを用意する場合は、三脚の使用が禁止されているケースもあるため、事前の確認が必要です。

 

 

入園式におすすめの服装

次に、入園式におすすめの服装について解説します。

• 子ども
• きょうだい
• ママ
• パパ

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

子ども

入園式は子どもが主役の大切なイベントですが、服装は年齢や環境に合わせて選びましょう。幼稚園では指定の制服が一般的で、私服の場合は男の子はスーツ風のきちんとしたスタイル、女の子はワンピースが人気です。

一方、保育園では動きやすさを優先した普段着が一般的ですが、少しフォーマル感を加えたコーディネートもおすすめです。どちらの場合でも、子どもが快適に過ごせる服装を心がけましょう。

また、ヘアスタイルや小物にこだわりすぎると、子どもが気になってしまう場合もあるため、シンプルで負担の少ないスタイルがおすすめです。

 

きょうだい

主役の子どもよりも目立たない服装がマナーとされています。普段着で問題ありませんが、式の雰囲気に合わせて少し落ち着いた色味やシンプルなデザインを選びましょう。

小学生以上のごきょうだいであれば、制服を着用させるのも一般的です。しかし、服装は無理のない範囲で、家族全員がリラックスして式に参加できるように準備してください。

 

ママ

保育園の入園式に参加するママの服装は、清潔感を重視した上品なスタイルが適しています。オフィスカジュアル風のコーディネートや、控えめなカラーのフォーマルスーツがおすすめです。

春らしさを演出するため、ライトベージュやパステルカラーのアイテムを取り入れると華やかな印象を与えられます。膝丈のスカートやシンプルなテーパードパンツは動きやすく、式典にふさわしいバランスの取れた選択肢です。

また、小物では、控えめなコサージュやパールのアクセサリーを加えると、お祝いの場に合った装いに仕上がります。ストッキングを忘れず、メイクやヘアスタイルはナチュラルに整えると好印象です。

 

パパ

保育園の入園式におけるパパの服装は、清潔感ときちんと感を重視したスタイルが最適です。多くの場合、普段のビジネススーツで十分ですが、ビジネスカジュアルを取り入れる方も増えています。

オックスフォードシャツやシンプルなジャケットにテーパードパンツを合わせると、程よいフォーマル感を演出できます。また、ネクタイや靴の状態にも注意を払い、ほつれやよごれがないか事前に確認しておきましょう。

ジーンズや派手すぎるデザインは控え、落ち着いたカラーのアイテムを選ぶと、お祝いの場にふさわしい印象を与えられます。

 

 

入園式で注意したいポイントは3つ

次に、入園式で注意したいポイントについて解説します。

• 写真撮影のルールやマナーを守る
• 式典や先生の話にも集中する
• 子どもが騒いでも落ち着いて対応する

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

1.写真撮影のルールやマナーを守る

保育園の入園式は特別な日であり、写真撮影を楽しみにしている保護者も多くいます。しかし、周囲の迷惑にならないよう、立ち上がる際は後方で行い、シャッター音やフラッシュの使用を控えるようにしましょう。

また、保育園によっては撮影エリアや時間に制限が設けられている場合があるため、事前にルールを確認して、園の指示に従わなければなりません。ほかの子どもや保護者が写り込まないよう注意して、スムーズな式進行に協力しましょう。

 

2.式典や先生の話にも集中する

入園式当日は、写真撮影に気を取られすぎず、式典や先生の話に耳を傾けましょう。式典は、これから始まる園生活の大切な一歩であり、先生の話には必要な情報やアドバイスが含まれている場合が多いです。

また、式の間に保護者同士や先生方との交流を持つと、今後の園生活をよりスムーズに進める土台を築けます。写真や動画は思い出作りとして大切ですが、式典の趣旨を尊重しながら参加すれば、有意義な時間を過ごせます。

 

3.子どもが騒いでも落ち着いて対応する

入園式では、慣れない環境や多くの人々に囲まれて、子どもが泣いてしまったり、じっとしていられなかったりする場合もあります。そうした場面は決して珍しい出来事ではないため、事前にその可能性を考慮しておきましょう。

また、子どもが騒いでしまった場合、焦らず落ち着いて対応してください。一度会場を離れて廊下などで気持ちを落ち着かせてから戻ると、スムーズに再参加しやすくなります。無理に静かにさせようと叱るのではなく、子どもの気持ちに寄り添った対応を心がけましょう。

 

 

入園式 いつでよくある3つの質問

最後に、入園式 いつでよくある質問について紹介します。

• 質問1.入園式後の流れは？
• 質問2.入園に必要なものは？
• 質問3.入園準備にあると便利なものは？

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

 

質問1.入園式後の流れは？

入園式が終わると、それぞれクラスの教室に移動して担任や副担任の先生から挨拶があります。この場面では、子どもたちが新しい先生と初めて直接触れ合う瞬間でもあり、その表情や反応は微笑ましいものです。

先生の自己紹介が終わった後は、保護者向けに園生活に関する説明が行われ、今後のスケジュールや注意事項が詳しく共有されます。また、短い時間ではありますが、先生や新しい友達と一緒に写真を撮る時間が設けられる場合もあります。

これらの一連行事は、午前中に終了する場合が多く、12時ごろには解散となるのが一般的です。

 

質問2.入園に必要なものは？

入園準備に必要なグッズは園によって異なるため、事前の確認が大切です。多くの園では入園前説明会で必要なアイテムリストが配布され、準備の具体的な案内が行われます。

この説明会の内容をもとに、必要な物を揃えるのが効率的です。しかし、説明会から入園日までの期間が短い場合も多いため、あらかじめ購入先や必要な物の目星をつけておくとスムーズです。指定のある持ち物や服装は漏れがないよう注意し、リストをしっかりチェックしましょう。

 

質問3.入園準備にあると便利なものは？

入園準備で小さなものから大きなものまで、それぞれに名前をつけるのは手間がかかりますが、入園説明会でも強調される大切なポイントです。効率よく進めるためには、「お名前シール」や「名前のはんこ」を活用するのがおすすめです。

シールは布製品や食洗機対応のものなど種類が豊富で、子どもの好きなデザインを選べるため一緒に準備する楽しみも生まれます。また、はんこは長く使える便利なアイテムであるため、油性インクと合わせて揃えておくと便利です。

 

なお、入園グッズが購入できるおすすめの通販サイトについては、こちらの記事で解説しています。

関連記事：入園グッズが購入できるおすすめの通販サイト7選｜必要なものや準備する際のポイントも解説！

 

 

Kikka for mother （キッカフォーマザー）のイチオシ商品

 

まとめ

本記事では、幼稚園や保育園の入園式はいつか、入園式の流れや持ち物、注意したいポイントをご紹介しました。

幼稚園や保育園の入園式は、新たな生活のスタートを祝う重要な行事です。幼稚園の入園式は4月初旬、保育園ではそれぞれの園によって異なります。

式自体は、約30分〜1時間程度で終了する場合が多く、写真撮影や保護者向け説明会を含めても半日程度で終わるのが一般的です。事前に園から案内された持ち物を準備して、必要に応じて追加の準備をしておくと安心です。

カメラやビデオカメラを用意する場合は、三脚の使用が禁止されているケースが多いため、確認が欠かせません。また、服装は子どもやきょうだいは動きやすいものを、保護者は落ち着いた色合いでフォーマルな服装が望まれます。

また、写真撮影ではルールを守り、式中は先生の話に集中して、子どもが騒いだ場合は冷静に対応することが大切です。事前準備とマナーを意識して、素敵な入園式を迎えましょう。

なお、「キッカフォーマザー」では入園・入学に必要なグッズを幅広く取り扱っています。お名前シールや名入れグッズも多数展開していますので、入園・入学の準備にぜひご活用ください。⇒Kikka for mother 【キッカフォーマザー】