コラム/column
保育園
保育園用のコップの選び方とは?ポイントや注意点をご紹介!

「保育園のコップはどれがいいの?」と、入園準備で悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。種類が多すぎて、子どもが使いやすいか、毎日洗うのが大変ではないか、気になりますよね。
保育園のコップ選びで大切なのは、子どもが自分で使いやすいもの、保護者の方にとっては「洗いやすさ」が大切なポイントになります。また、ほかにも、以下のようなポイントを意識して選びましょう。
- ポイント①子どもの年齢に合ったサイズと形状を選ぶ
- ポイント②安全で洗いやすい素材を見極める
- ポイント③コップ袋と名前付けの準備を整える
この記事では、年齢ごとの具体的なコップの選び方から、選び方のポイント、注意点まで詳しく解説します。また、よくある質問も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【年齢別】保育園のコップの選び方
保育園生活では、食事やおやつの時間、水分補給、歯磨きなど、コップを使う場面が毎日あります。しかし、子どもの発達は著しく、年齢によって手の器用さや力の加減も大きく変わるため、「どのコップを選べばいいの?」と悩む方も多いかもしれません。
せっかく準備するなら、子どもの成長段階に合い、安全で使いやすいものを選びたいものです。ここでは、保育園に持っていくコップの選び方を年齢別に解説します。
【0〜1歳児】安定感のある「取っ手付きプラコップ」
0〜1歳児クラスでは、まだ手先が器用ではないため、両手でしっかりと持てる取っ手付きのコップがおすすめです。コップ飲みの練習をはじめる時期であるため、取っ手があると安定して、自分で飲もうとする意欲をサポートできます。
◆おすすめの「取っ手付きプラコップ」

素材は、軽くて万が一落としても割れないプラスチック製を選びましょう。底が広めのデザインだと、テーブルに置いたときに倒れにくいため安心です。
【2〜3歳児】軽くて割れない「シンプルプラコップ」
2〜3歳児になると、手先も器用になってくるため、取っ手がなくても上手にコップを持てるようになります。洗いやすさを重視して、取っ手のないシンプルなプラコップを選ぶのがおすすめです。
取っ手や複雑な形状がない分、隅々まで洗いやすく、乾きやすいメリットがあります。この時期は、自分で好きなキャラクターや色を選ぶとコップへの愛着が湧いて、水分補給も積極的になる点が期待できます。
【4歳児以上】衛生的な「ステンレスコップ」
年少クラス以上になると、力の加減も上手になり、プラスチック以外の素材も安全に使えるようになります。衛生面を考慮するなら、ステンレス製のコップがおすすめです。
ステンレスは雑菌が繁殖しにくく、色移りやにおい移りもしにくい特性があります。しかし、園によってはプラスチック製を指定される場合もあるため、事前に確認してから準備しましょう。
失敗しない保育園用のコップを選ぶための3つのポイント
保育園で使用するコップ選びで失敗しないためのポイントをご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
ポイント①子どもの年齢に合ったサイズと形状を選ぶ
保育園用のコップは、子どもが飲みきれる量が入る、小さめのサイズを選びましょう。年齢にもよりますが、一般的に150ml〜200ml程度の容量が使いやすいとされています。
大きすぎると重くて持ちにくく、飲み残しの原因にもなります。また、0〜2歳児のうちは、まだ手先が器用ではないため「取っ手付き」を選ぶと安定します。
ポイント②安全で洗いやすい素材(プラスチック・ステンレス)を見極める
コップは、毎日のお手入れのしやすさを重視して選びましょう。忙しい家庭では、食洗機に対応している素材を選ぶと負担が軽くなります。
手軽なのは、食洗機対応のものが多いプラスチック製です。購入前に耐熱温度と「食洗機OK」の表示を必ず確認してください。保育園のコップで使われる素材のメリットとデメリットを比較表にまとめました。
◆保育園用コップの素材比較
| 素材 | メリット | デメリット |
| プラスチック | ・軽い
・割れない ・デザイン豊富 ・食洗器対応のものが多い |
・傷がつきやすい
・色やにおい移りがしやすい |
| ステンレス | ・雑菌が繁殖しにくい
・丈夫 ・におい移りしにくい |
・重い
・価格が高い ・園によっては不可の場合がある |
| メラミン | ・丈夫
・デザイン豊富 |
・重い
・食洗器不可の場合がある ・強い衝撃で割れる |
園の指定を確認して、食洗機に対応しているか、手洗いがしやすい形状かなど、家庭での洗いやすさを考慮して素材を選びましょう。毎日の負担を減らすことが、親子ともにストレスなく園生活を送るためのポイントです。
ポイント③コップ袋と名前付けの準備を整える
コップと合わせて、コップ袋(巾着袋)の準備も必要です。コップの出し入れがしやすいよう、少し余裕のあるサイズを選びましょう。
◆名入れができるおすすめのコップ袋

年齢が低い子どもは、自分で片付ける練習もするため、きつすぎないサイズ感が大切です。また、コップとコップ袋の両方に、必ず名前付けをします。水に濡れても消えないように、耐水性の名前シールや油性ペン、スタンプなどを活用してください。
保育園のコップ選びの3つの注意点

保育園のコップ選びの注意点をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
注意点①園のルール(指定)を最優先する
コップを選ぶ際には、デザインや価格よりも、入園する保育園のルールを最優先してください。園によっては「プラスチック製のみ」「キャラクター不可」「取っ手なし指定」など、細かく決まっている場合があるためです。
せっかく準備してもルール違反で使えない事態にならないよう、必ず入園説明会や配布資料で指定を確認しましょう。
注意点②子どもにとって安全な素材を選ぶ
コップは、毎日口にするものであるため、子どもが安全に使える素材であるかを確認しましょう。たとえば、プラスチック製の場合、BPAフリー(化学物質ビスフェノールAを含まない製品)など、安全基準を満たしているかチェックすると安心です。
このように、素材の安全性表示を確認してから購入するのがおすすめです。
注意点③名前付けのしやすさを確認する
名前付けがしやすいかも、購入前に確認すべき大切なポイントです。保育園では、ほかの園児のコップと取り違えないよう、持ち物すべてに記名することが厳格に求められます。
コップの素材や形状によっては、名前シールがすぐに剥がれてしまったり、油性ペンが消えやすかったりする場合があります。このため、耐水性の名前シールを貼るための平らなスペースが十分にあるか、スタンプを押せる場所があるかなども見ておきましょう。
表面がツルツルしすぎているものや、凹凸が多いデザインは記名しにくく、名前が消える度に書き直す手間が発生するため注意しなければなりません。
保育園のコップは「キッカフォーマザー」がおすすめ

「Kikka for mother【キッカフォーマザー】」は、教材製作会社が運営しているブランドです。ママさんのスタッフが感じた「こんな商品があったらいいのに」という思いを大切に、商品の企画・開発を行っているのが特徴です。
保育園用のコップとしても最適なキャラクターや恐竜などの名前入れができるコップやコップ袋、名入れグッズも多数展開していますので、入園・入学の準備にぜひご活用ください。⇒Kikka for motherのサイトはこちら
保育園のコップ選びでよくある3つの質問

保育園のコップ選びでよくある質問をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
質問①コップは毎日持ち帰って洗うのですか?
ほとんどの保育園でコップは毎日持ち帰って洗う必要があります。園生活では衛生管理が欠かせないため、感染症予防の観点からも、使用した食器はその日のうちに家庭で洗浄・乾燥させることが原則となっています。
子どもが使ったコップを夕方持ち帰り、きれいに洗って乾かしたものを、翌朝再び持たせるという流れが一般的です。毎日続けるため、うっかり洗い忘れたり、乾かなかったりする事態に備え、洗い替え用として2個のコップを用意しておくと安心です。
質問②キャラクターもののコップは避けた方がよいですか?
園によっては、子どもたちが活動に集中できるように、キャラクターデザインを禁止して、無地やシンプルな柄を指定する場合があります。園から特に指定がないのであれば、子どもの好きなキャラクターのコップを選んでも問題ありません。
お気に入りのコップを使えば、園での水分補給の時間が楽しみになったり、「自分のもの」という愛着が湧いたりするメリットも期待できます。まずは入園説明会や配布資料で、園のルールを確認しましょう。
質問③コップのほかに歯ブラシも必要ですか?
昼食後の歯磨き習慣がある園では、歯ブラシも必要になる場合が多いです。多くの園が、虫歯予防と生活習慣づくりの一環として、給食後に歯磨きの時間を設けています。
しかし、導入時期は園によって異なり、「2歳児クラスから」など指定がある場合も多いです。コップと歯ブラシがセットで入る大きさのコップ袋(巾着袋)を準備するよう指示されるケースが一般的なため、必ず入園説明会や資料で確認しましょう。
Kikka for mother (キッカフォーマザー)のイチオシ商品
子どもに最適な保育園コップで、楽しい園生活をスタートしよう!
保育園のコップ選びは、子どもの年齢や発達、園の方針に合わせて選びましょう。保育園のコップ選びで失敗しないための注意点は以下のとおりです。
- 注意点①園のルール(指定)を最優先する
- 注意点②お子様にとって安全な素材を選ぶ
- 注意点③名前付けのしやすさを確認する
はじめての保育園生活は、親子ともに不安があるかもしれません。安全で使いやすく、洗いやすいコップを選べば、子どもは自分で飲む楽しみを覚え、保護者の毎日の負担も軽減されます。
また、子どもが「これ、わたしの!」と喜んでくれるようなコップを見つけて、楽しい園生活を応援してあげてください。
なお「Kikka for mother【キッカフォーマザー】」では入園・入学に必要なグッズを幅広く取り扱っています。名前入れができるコップやコップ袋、名入れグッズも多数展開していますので、入園・入学の準備にぜひご活用ください。⇒Kikka for motherのサイトはこちら














