コラム/column
保育園
先生が喜ぶ卒園記念品!5つのアイデアや贈り方のポイント

先生への卒園記念品に何を贈ればよいか、悩んでいませんか。定番品もいいけれど、本当に喜んでもらえるか、失礼にならないか不安になるかもしれません。
定番の記念品でも、先生の好みや負担を考慮した選び方と、マナーを押さえた渡し方をすれば、心からの感謝が伝わる最高の贈り物になります。
先生に喜んで受け取ってもらうためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
- ポイント①贈るタイミングは「卒園式当日」か「後日」
- ポイント②贈り方は「保護者代表」か「子どもたち」
- ポイント③予算相場は「クラス全体」か「有志」
この記事では、先生に喜ばれる定番の記念品アイデア5選と贈り方のマナー、避けるべきパターンまで詳しく解説します。

先生に喜ばれる卒園記念品のアイデア5選

先生に贈る卒園記念品選びは悩みますが、まずは定番のアイデアを知ることから始めましょう。ここでは、多くの方に選ばれている人気の記念品を5つ厳選しました。それぞれの特徴を比較して、先生に一番喜んでもらえるものを選びましょう。
アイデア①メッセージカード・寄せ書き
子どもたちの笑顔の写真や、一生懸命書いた直筆のメッセージ、個性あふれる似顔絵などを一冊にまとめたメッセージカードや寄せ書きは、手作りの温かさが伝わる記念品の定番です。制作には時間がかかり、保護者の協力も必要ですが、それこそが市販品にはない特別な価値となります。
◆卒園記念品におすすめのメッセージカードの例

先生にとっては、園での日々を鮮明に思い出す、かけがえのない宝物になります。子どもたちの成長記録と感謝の気持ちが詰まった、最も心に残る贈り物の1つです。
アイデア②お菓子・コーヒーセット
先生方の休憩時間や自宅でのリラックスタイムに、少し贅沢な気分を味わってもらえるお菓子やコーヒー、紅茶のセットも人気です。いわゆる「消えもの」(消費してなくなるもの)であるため、先生が受け取る際に心理的な負担を感じにくく、気を遣わせないというメリットがあります。
形には残りませんが、感謝の気持ちを伝える贈り物として定番の選択肢です。選ぶ際は、個包装で分けやすいものや、賞味期限に余裕があるものを選びましょう。
アイデア③花束・プリザーブドフラワー
卒園式当日に花束を渡すと、式典という華やかな場を明るく彩ってくれます。しかし、生花は持ち帰りが大変だったり、その後の手入れが必要だったりする点がデメリットになる場合もあります。
先生の負担を減らしたい場合は、美しさが長持ちするプリザーブドフラワーもおすすめです。これなら水やりなども不要で、長く飾ってもらえます。
アイデア④実用的な文房具・エプロン
上質なボールペンや万年筆、仕事で使える便利なスタンプといった文房具は、先生が日常的に使うため喜ばれる実用的な贈り物です。また、保育士さんにとっては、エプロンも必需品であるため、デザインが可愛いものや機能的なものを選びましょう。
しかし、文房具やエプロンは先生の好みが出やすいアイテムでもあるため、デザインはなるべくシンプルなものがおすすめです。
アイデア⑤カタログギフト・商品券
「先生の好みがわからない」「本当に必要なものを選んでほしい」という場合に重宝するプレゼントが、カタログギフトや商品券です。選ぶ楽しさもあるため、先生自身が本当に欲しいものを選べるという実用面でのメリットは大きいです。
ほかの品物と比べると少し味気ない印象を与える可能性はありますが、好みが分かれるものを贈って困らせる心配がない、確実な選択肢といえます。
先生に負担をかけない卒園記念品の贈り方の3つのポイント

素敵な記念品でも、渡し方やタイミングを間違えると、先生を困らせてしまうかもしれません。ここでは、先生に喜んで受け取ってもらうための3つのポイントを紹介します。
ポイント①贈るタイミングは「卒園式当日」か「後日」
卒園式当日は、先生も保護者も慌ただしい時間帯が続きます。もし当日に渡す場合は、すべての式典が終了して、少し落ち着いたタイミングを選びましょう。
また、謝恩会が開催される場合は、子どもたちから一言添えて渡すのも、先生の感動を深めるよい演出になります。
もし当日が難しい場合や、先生が忙しそうであれば、無理に渡すのは避けましょう。後日、代表者が改めて園へ伺う日を設け、先生の都合に合わせて調整するのが確実です。
ポイント②贈り方は「保護者代表」か「子どもたち」
クラス全体からの記念品であれば、保護者代表(記念品係など)から渡す方法がスムーズです。先生も「クラス全体から」というほうが分かりやすく、受け取りやすくなります。
その際、代表者だけが渡すのではなく、子どもたちも一緒に並んで「ありがとうございました」と一言添えましょう。子どもたち自身の声と笑顔が加わると、先生の感動もより深まります。
ポイント③予算相場は「クラス全体」か「有志」
クラス全体で集める場合、保護者1人当たり500円〜1,000円程度が一般的です。クラスの人数にもよりますが、総額では10,000円〜30,000円くらいが相場とされています。また、有志の保護者数名で贈る場合は、総額5,000円〜10,000円程度が目安です。
どちらの場合も大切なのは、先生が「お返しをしなければ」と過度に気を使わない範囲の金額に収める配慮です。感謝の気持ちを伝えることが最優先であり、金額の多寡が問題ではありません。
先生が困るかも?卒園記念品で避けたい3つのパターン

感謝の気持ちで贈ったものが、かえって先生の負担になっては残念です。避けるべき記念品のパターンを紹介します。
パターン①高価すぎるもの
クラス全体からの贈り物であっても、あまりに高価なブランド品や宝飾品などは、受け取った先生を恐縮させてしまいます。「これほど高価なものを受け取っていいのだろうか」「お返しをしなければ」と、かえって先生に大きな気を遣わせてしまいかねません。
公立園の教職員は公務員にあたるため、服務規程によって高額な贈り物の受け取り自体を厳しく禁止している場合も多いです。感謝の気持ちは金額ではなく、選び方で伝えましょう。
パターン②大きすぎて置き場所に困るもの
大きな置物や、立派な額縁に入った絵、かさばるインテリアグッズなどは、先生の自宅や職場のスペースを圧迫してしまう可能性があります。せっかく贈っても「どこに置こう」「持ち帰るのが大変」と、先生を困らせてしまいます。
先生の好みや住環境がわからない場合は、持ち帰りやすく、飾る場所(収納場所)に困らないサイズ感のものを選ぶ配慮が大切です。
パターン③手作り品(クオリティによる)
手作りの品物は温かみがあり素晴らしいものですが、クオリティやデザインが個性的すぎるものは、先生が使いにくく困ってしまう場合があります。
たとえば、手編みのセーターや手作りのインテリア雑貨、手作りアクセサリーなどは、先生の好みと合わなかった場合、使うにも飾るにも気を遣わせてしまいます。手作り品を贈る場合は、寄せ書きやアルバムなど、思い出を共有できるものに留めておきましょう。
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また、同サイトでは、卒園記念品におすすめのグッズを幅広く取り扱っています。メッセージカードやブロックカレンダーなどの名入れグッズも多数展開していますので、卒園記念品の準備にぜひご活用ください。⇒Kikka for motherのサイトはこちら
先生へ贈る卒園記念品についてよくある3つの質問

先生へ贈る卒園記念品についてよくある質問をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
質問①個人的に先生へ卒園記念品を贈ってもよいですか?
クラス全体で贈るものとは別に、個人的にお礼をしたい場合は、クラスの記念品とは別に用意しましょう。高額になりすぎない品物(ハンカチやお菓子など)に、感謝の気持ちを綴った手紙を添えて渡す方法がおすすめです。
しかし、園の方針として個人的な贈り物を禁止している場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
質問②複数の先生(担任・副担任など)で差をつけるべきですか?
基本的には、お世話になった度合いに応じて記念品に差をつけること自体は問題ありません。たとえば、最もお世話になった担任の先生にはクラス全体からの名入れグッズを贈り、副担任や他の先生方には共通のお菓子やコーヒーセットにする、といった方法があげられます。
大切なのは感謝の気持ちであるため、クラスの保護者間でよく話し合い、予算や状況に応じて判断しましょう。
質問③公立園の先生には記念品を贈れないと聞きましたが本当ですか?
公立園の教職員は公務員にあたるため、「利害関係者からの金品の受け取り」を禁止する服務規程が定められている場合があります。高額な品物や金券類は受け取ってもらえない可能性が高いです。
しかし、クラス全体からの寄せ書きや、安価な記念品(お花やお菓子程度)であれば、慣例として受け取ってもらえるケースも多いです。迷った場合は、事前に園へ確認しましょう。
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心からの「ありがとう」を込めて、先生へ卒園記念品を贈ろう!

大切なのは、品物の金額ではなく「ありがとう」という感謝の気持ちそのものです。先生にスムーズに喜んで受け取ってもらうために、以下のポイントを忘れないようにしましょう。
- ポイント①贈るタイミングは「卒園式当日」か「後日」
- ポイント②贈り方は「保護者代表」か「子どもたち」から
- ポイント③予算相場は「クラス全体」か「有志」かで調整する
記念品には、ぜひ子どもたちからの手紙やメッセージカードを添えましょう。たとえ短い一言であっても、直筆の言葉が加わるだけで、先生の喜びは何倍にも大きくなります。
これらのポイントを押さえ、先生が喜んでくれる姿を思い浮かべながら、クラスの思い出に残る素敵な記念品を選んでください。
なお「Kikka for mother【キッカフォーマザー】」では卒園記念品におすすめのグッズを幅広く取り扱っています。メッセージカードやブロックカレンダーなどの名入れグッズも多数展開していますので、卒園記念品の準備にぜひご活用ください。⇒Kikka for motherのサイトはこちら














