CTPオペレーター
CTP(Computer to Plate)というデジタルデータを直接印刷用のプレートに転写するシステムを使用して、量産時に必要な印刷用プレート(版)を出力する業務です。
- ・印刷機ごとの設計図の作成、設計図に合わせて専用アプリで印刷用データの作成
- ・CTP出力機にて印刷用プレートの出力、出力プレートの目視検査
- ・CTP出力機のメンテナンス
どういったスキルや
知識が得られるか
印刷や製本の仕様に合わせてアルミ版を加工し出力するため、印刷や製本に必要な知識と加工設計のスキルを習得できます。
どういった成長が
できるか
前作業のDTP組版と後作業の印刷をつなぐ役割を担うことで、全体の流れを考慮した広い視野が身につきます。さらに、印刷機や製本など多彩な情報を組み合わせて最適な加工設計を行う経験を通じて、柔軟な対応力が養われます。
版面設計
印刷機ごとに必要なアイテムや配置位置などの設計ルールに従って、印刷用プレートの出力データを作成しています。
後工程の「印刷」「製本」での作業がスムーズに行えるよう、専用の設計図を準備しています。
専門性が高い業務にはなりますが、経験豊富な先輩社員が1から親切に教えてサポートをしてくれるため、未経験でも安心して業務に取り組めます。
プレート出力&目視検査
印刷機ごとに設計したデータを専用アプリを介してCTP出力機に転送することで、データどおりの絵柄がレーザーでアルミ版に焼き付けられたプレートが出力されます。
出力に使用するアルミ版をCTP出力機に補充する作業は現場担当で対応します。
出力されたプレートは、あとに続く印刷工程に受け渡す製品となるため、キズ、汚れ、商品間違い、必要版数など、不備不足がないかを目視検査で最終チェックをしています。
CTP出力機のメンテナンス
出力機は機械なので、作業時に不調やトラブルが発生することがあります。基本は、販売元のエンジニアに修繕を依頼しますが、定期的な消耗品の交換や簡単な清掃については現場担当者で対応します。
ある1日の仕事の流れ